パレックスバンク、上半期は5398万ラッツの損失(ラトビア)
投稿日時 2009-8-21 2:00:00 | トピック: Baltic State
| リガ証券取引所によると、ラトビアの再建途中にあるParex Banka Groupが09年上半期に5398万ラッツ(約103億6400万円)の損失を計上したという。
同行の損失計上の背景は、今後拡大すると思われる資産の劣化に備えて引当金として準備金を積み増したことにある。
昨年、同行では今年上半期は好業績を見越し、楽観的な収支バランスを整えてきたが、経費の節約が叶ったのは200万ラッツ(約3億8400万円)に留まった。
現在、同行はシンジケートローンの組み直し、顧客離れ阻止、欧州復興開発銀行との協力強化などに取り組んでいる。
同行の6月30日時点での融資残高はグループとしては18億7000万ラッツ(約3590億4000万円)に上り、預かり金は17億7000万ラッツ(約3398億4000万円)となっている。
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