IMFからの金融支援受け入れは最後の選択肢?!(リトアニア)

投稿日時 2009-8-3 2:03:00 | トピック: Baltic State

ELTAによると、リトアニアのDalia Grybauskaite大統領が金融市場から十分な資金を調達する事に失敗すれば、選択肢がなくなりIMF(国際通貨基金)から融資を得ざる得なくなると認めたという。

リトアニア初の女性大統領となったGrybauskaite大統領は、財務省は6月に5億ユーロ(約675億円)の国債の販売で資金調達に成功しているが、今年さらに市場から資金調達を図る意向だと語っている。

しかしながら、同大統領は、英ファイナンシャルタイムズとのインタビューで、IMFからの融資が必要となる場合として、外部要因によりリトアニアが債務の借り換えに失敗した時にはそうなるだとうとIMFからの借り入れは最終的な選択肢であることを認めている。

リトアニアもラトビアのように財政危機懸念に悩まされており、通貨の切り下げも噂されていることから、財政収支のバランスを最も急ぐ必要に迫られている。


バルトジャーナルにて更に多くのニュース記事をよむことができます
http://www.cpgbaltics.com

このニュース記事が掲載されているURL:
http://www.cpgbaltics.com/article.php?storyid=4323