旅客船大手Tallink、所有船籍の一部を売却か貸し出す意向(エストニア)
投稿日時 2009-7-22 2:02:00 | トピック: Baltic State
| 経営難に苦しんでいる旅客船大手のTallinkが生き残りをかけて所有船籍を売却するか貸し出すかで新たな収益を目指す意向だと経済ニュースBBNが伝えている。
過去9ヶ月間のTallinkの損失額は6億2500万クローン(約53億1250万円)に上っており、昨年同期よりも4倍も赤字が増えている。
売上高も昨年同期には8億6000万クローン(約73億1000万円)あったものが、今季は8億4000万クローン(約71億4000万円)に微減している。
同社のドル箱路線はフィンランド‐エストニア、フィンランド‐スウェーデン路線で、一方で最も収益性が低い路線はドイツ‐スウェーデン路線となっている。
同社は、現在保有している年式の古い船を売却したい意向で、もし買い手があれば、直にでも売却協議につくとしている。
既に同社では、経費を約2割削減し、経営陣の給与も2割カットを実行する予定である。
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