オフィスはどこも借り手なし?!(エストニア)

投稿日時 2009-7-16 2:00:00 | トピック: Baltic State

経済ニュースBBNによると、不動産管理会社Re&Solutionのニュースレターの中でここ最近のオフィスの過剰供給に伴いオフィスの空室率はかなりの率にまで上昇し、大きな問題になっているという。

特にこの景気後退による影響も大きく、解雇などを誘発したことで人員減から更にオフィスを縮小する動きが顕著になっている。

好景気の間は、長期的な視点も相俟ってバルト3国ではオフィスビル建設が進んだが、完工を間もなく過剰供給となり、かなりの新築のオフィスビルが空室となっている。

実際に、この半年間にオフィス家賃は30%を超える下落をしており、下半期は安定するとみられるが、それでも家賃の値下げは止まらないという。

各国の首都のオフィスビルを見ると、タリンの空室率は14%に達し、同様にヴィルニスでは20%、リガでは15%とそれぞれ高い空室率となっている。


バルトジャーナルにて更に多くのニュース記事をよむことができます
http://www.cpgbaltics.com

このニュース記事が掲載されているURL:
http://www.cpgbaltics.com/article.php?storyid=4273