上半期に3億3500万ラッツの損失(ラトビア)

投稿日時 2009-7-15 2:02:00 | トピック: Baltic State

英ロイターによると、今年上半期のラトビアの銀行による損失総額が3億3530万ラッツ(約627億円)となったという。

昨年同期の銀行の収益は1億6660万ラッツ(約309.9憶円)の黒字を計上していた。

現在ラトビアには21行の銀行があり、シェアの過半数はSwedbank、SEB、Nordeaの3行で占められている。

銀行の損失拡大の背景は、融資の焦げ付き拡大が主要因で、経済危機による雇用不安もあって、更に融資が焦げ付くものと見られている。

これまでに既にSwedbankが第2四半期に12億5000万クローン(約150億円)の赤字を計上しており、第1四半期の33億6000万クローン(約403.2億円)に続いて、赤字が止まらない状態が続いている。


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