アメリカ破産裁判所,ユコスの米国資産を保全へ(ロシア)
投稿日時 2005-1-31 3:31:18 | トピック: Russia
| ヒューストン連邦破産裁判所判事は先週、ロシアの石油大手ユコス社がアメリカに持つ資産を破産裁判所の名の下で管理することをユコスとの間に合意した。
レティティア クラーク(Letitia Clark)判事は、今件に関し、2100万-2700万ドルのユコス資産を米国破産法の下、保全することを明らかにした。
また、アメリカにある残りの600万ドル近い資産については、米国での弁護士費用に振向けられるという。
昨年末、ユコスは、ヒューストンの破産裁判所に主要子会社であったユガンスクネフチェガスの強制売却を阻止することを目的に破産申請を出していた。
しかしながら、ロシア当局は、ユガンスク社を公開入札で無名企業のバイカルファイナンス(Baikal Finance)へ94億ドルで売却することを決定し、強制履行していた。後日、バイカル社は国営石油会社ロスネフチに買収され、現在同ロスネフチも世界最大規模の天然ガス会社ガスプロムとの合併作業を進めている。
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