欧州復興開発銀行、漸くParex bankaの大株主に!(ラトビア)

投稿日時 2009-4-20 2:00:00 | トピック: Baltic State

LETAによると、EBRD(European Bank for Reconstruction and Development)が16日国営化されたParex banka株25%を取得するという契約を締結したという。

合意書には、Valdis Dombrovskis首相とEBRDのThomas Mirow代表が署名の他、民営化局(LPA)のArturs Grants会長、そしてParex bankaの現会頭Nils Melngailis氏も署名している。

今回、EBRDでは同行株25%+1株を5950万ラッツ(約109億4800万円)で取得し、1550万ラッツ(約28億5200万円)の融資も同時に行うことなどが盛り込まれている。

Parexの最大の株主は依然60%を保有維持するラトビア政府であることは変わらず、一旦、EBRD25%と少数株主による15%の所有といった3者による持合いとなるが、民営化局も株式を少数株主から買い取ることになっており、最終的には少数株主の持株比率は現在の14.86%から4.21%に大きく減少することになる。


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