ホテルは至る所で閑古鳥(エストニア)

投稿日時 2009-4-15 2:04:00 | トピック: Baltic State

地元紙Postimeesによると、今は、どこのホテルも我慢の時だという。

数年前に経済界ではタリンのホテルの急増ぶりに懸念を示したことがあったが、今、その懸念が実際のものとなってしまっている。現在、ホテルの値段は、5つ星クラスで、実に3つ星程度の料金しか要求しておらず、しかしながら、それでもホテルは閑散としたままだ。

5つ星ホテルでは、 公式レートを見ると、1泊1500クローン(約1万2750円)からサービスを提供しており、4つ星でも1000クローン(約8500円)といった価格帯となっている。

少し前までタリンのホテル代は欧州でも最も高い部類に分類されていたが、今では最も安い首都の一つとして取り上げられている。

Nordic HotelsのFeliks Mägus代表は、このイースター休暇でも4つ星、5つ星クラスのホテルが600(約5100円)〜700クローン(約5950円)で滞在でき、余りに安すぎ、コストに合わない状態にあると指摘する。

確かに、不景気から観光客の減少という理由もあるが、ここまで激増したホテルの数にも問題があるとみられている。


バルトジャーナルにて更に多くのニュース記事をよむことができます
http://www.cpgbaltics.com

このニュース記事が掲載されているURL:
http://www.cpgbaltics.com/article.php?storyid=4042