スウェーデン系の金融機関に流動性の安心感はあるがバルト3国での損失に大きな懸念(ラトビア)

投稿日時 2009-3-9 2:01:00 | トピック: Baltic State

LETAによると、格付け会社Moody'sがSEBやSwedbankなどのスウェーデン系の金融機関は基本的に十分な流動性資金を確保しているが、バルト3国での損失は大きく資本を毀損しているとして警鐘を鳴らしている。

同社によると、スウェーデン系の銀行は、バルト3国での損失を除けば殆ど損失を出してはいないが、バルト3国での融資焦げ付きが今後本格化すれば、資本を大きく毀損し、本体自体を困難に陥らせかねないと警鐘している。

スウェーデンの地元日刊紙Dagens Industriがスウェーデンの主要銀行で最大1700億クローネ(約1兆8190億円)の引当金を今後3年間に計上すると報じている。


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