不動産市場は破滅的?!(エストニア)

投稿日時 2009-2-19 2:02:00 | トピック: Baltic State

経済ニュースBBNによると、不動産売買件数は激減しており、実情は破滅的な状態にあると不動産スペシャリストのTõnu Toompark氏がehitusuudised.netにコメントを寄せているという。

この1月に全国で591戸のマンション売買があったが、前年期比では実に55%減となり、業者はもうやっていけないところにまで追いやられている。

首都タリンでも同様で、1月のマンション売買件数は251戸で、前年期比-53%と半数を割っている。

売買高については、正に半分以下にまで落ち込み、悲観的にならない方が不思議だとToompark氏は述べている。

マンション価格は、全国平均、1平米が1万1284クローン(約8万4600円)で売買され、首都タリンでは1万6615クローン(約12万4600円)で取引された。

マンション価格が過去最高をつけた07年3月とこの1月とを比較すると、全国平均では既に-42%の下落となり、タリンではほぼ半額となる-48%と大きく値を崩している。

特に最近の値下がりは激しく、この1ヶ月で全国平均で-16%、タリンでも-13%も値下がりしている。



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