トランスペアレンシー・ラトビア、汚職防止局の独立性に警鐘!(ラトビア)

投稿日時 2009-1-15 2:01:00 | トピック: Baltic State

トランスペアレンシー・ラトビア(Transparency International Latvia)が汚職防止局(Corruption Prevention and Combating Bureau)が内務省などの他機関との組織統一される計画が進んでいることに今後、同局の活動が阻害され、独立性が消滅してしまう可能性があると警鐘を鳴らしている。

LETAによると、ラトビア政府は政府支出削減の一つとして同局と他局を統一させることを計画している。

トランスペアレンシー・ラトビアでは、ラトビアで多発する政府高官が関与した汚職が増えていることからも同局の独立機関としての独立性が保たれない限り、汚職は更に蔓延ることになりかねないと懸念を表明している。

支出削減を必要とするラトビア政府であるが、トランスペアレンシー・ラトビアの見解としては、現在のような景気後退局面で犯罪の取り締まりを管轄する機関の規模削減や組織改正は更に犯罪を増加させかねないという。


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