銀行完全国有化に法律改正!(ラトビア)

投稿日時 2008-12-18 2:00:00 | トピック: Baltic State

LETAがラトビア政府が銀行の完全国有化を実施する為の法律改正を16日に可決したと報じた。

財務省主導で法律の書き直しがなされ、既存株主が平等に扱われることを基本に国が銀行の株式100%を取得出来るように改正されている。

今回の法律改正は、ラトビア政府が破綻したパレックスバンクの株式100%の取得を前提に改正されたと考えられている。

現在、ラトビア政府は84.83%のパレックス株を買い取っており、残りの株式の買取に着手したいと考えている。

同行の少数株主には、East Capital Funds(4.17%)、Danske Capital Funds(2.74%)、Julius Baer International Equity Fund(2.19%)、Firebird Funds(1.82%)、Svenska Handelsbanken AB(0.31%)の他、個人株主等が2.64%の株式を所有している。

しかしながら、売却に合意しているのはSvenska Handelsbanken ABだけで、同行は持ち株をラトビア政府へ1ユーロセント(約1.25円)で売却することで合意している。


バルトジャーナルにて更に多くのニュース記事をよむことができます
http://www.cpgbaltics.com

このニュース記事が掲載されているURL:
http://www.cpgbaltics.com/article.php?storyid=3761