
失業率18%の恐怖(エストニア)
投稿日時 2008-12-16 2:00:00 | トピック: Baltic State
| 経済ニュースBBNによると、中央銀行元総裁のVahur Kraft氏がエストニアで失業率が18%にまで上昇する可能性があると示唆しているという。
閣僚等との面談の場で意見を述べる機会を得た同氏は就労環境の改善には生産性の向上化と賃金上昇の鈍化の2つがキーとなると私見を述べたという。
Kraft氏は、エストニアがユーロ導入を逸した理由は、生産性の向上に失敗したことが最大の問題であったと述べている。
11月30日の時点で失業登録したのは2万6219人に上っており、この水準は1年前から89%も上昇している。
景気悪化で就職、転職が困難になる中、解雇が急増していることで失業率は当分上昇を免れないと見られている。
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