窮地に立たされる建設業界(エストニア)

投稿日時 2008-12-1 2:00:00 | トピック: Baltic State

地元紙アリパエブによると、銀行が不動産の売却価格を指定し、不動産を売却するようなケースが増えているという。

銀行主導で売却を求められている物件の多くは長い間売れず、売れ残っている物件が多いという。

1Partner KinnisvaraのMartin Vahter代表は、建築業界は既存の物件は売れ残り、また新たな融資を得ることも出来ずに苦境に立たされていると述べ、銀行は問題付きの物件を大量に売りさばく為の特別部門を立ち上げようとしていると聞いているとして、銀行が極端な安値で不良債権化している不動産を売りさばくことを計画していると示唆している。

不動産価格の急落で多くの不動産開発業者は融資の返済に困窮し、また不動産価値の下落で二進も三進も行かなくなっている。


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