新たにユコス社関連会社へ3億ドルを追徴課税(ロシア)

投稿日時 2004-12-3 2:47:15 | トピック: Russia

連邦税務サービスは2日、ユコス社の主要石油生産施設の3社の内の1社であるSamaraneftegaz社に対して、2002年度分の追徴課税として85億ルーブル(3億ドル)を請求した。

また、同サービスでは、Samaraneftegaz社へは他年度分の追徴課税も進めていることに言及した。

追徴課税を理由に破綻の危機にあるユコス社の最大の石油生産施設とされるYuganskneftegaz社の公開入札は12月19日に予定されており、落札額は、全額ユコス社の追徴課税分とされる200億ドル強の一部とされることになっている。

Yuganskneftegaz社の入札開始金額は86億5000万ドルとされており、ユコス社の追徴課税総額には程遠いことから、ほか石油施設の売却も噂され始めている。

Samaraneftegaz社は、日産24万5000バーレルで、Tomskneft社の日産34万バーレルに次ぐ3番目のユコス社の主要石油生産施設である。


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