アルファバンク、石油業界を警鐘(ロシア)
投稿日時 2007-7-11 2:00:00 | トピック: Russia
| アルファバンク(Alfa Bank)が石油生産が近い将来頭打ちになるとして国内の石油関連企業の売りを推奨し始めた。
同行のレポートによると、政府の見通しの甘さと石油田における水量の増加が問題を複雑化させているという。
同行は、過去6ヶ月間の石油関連企業の収益について投資家等は懸念を持ち始め、証券ブローカー等も見通しを引き下げ下げ始めたと指摘している。
アルファバンクでは、国内最大2位の石油会社ルクオイル(LUKoil)の推奨を『保持』から『売り』へと変更し、目標株価を現在の価格から19%下回る1株、58.23ドルとした。
同行が引き下げた推奨の中で最も大きく目標株価が引き下げられたのはTNK-BPで、実に26%引き下げられた1.5ドルとなっている。推奨自体は『保持』と据え置いた。
一方で、推奨が引き上げられたのはロスネフチ(Rosneft)で、目標株価は6.86ドルから6.94ドルへと引き上げられた。
その他では、スルグトネフチェガス(Surgutneftegaz)、ガスプロムネフチ(Gazprom Neft)、タトネフチ(Tatneft)などが『売り』推奨となっている。
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