
ロシア、スウェドバンクの国内活動を規制(エストニア)
投稿日時 2007-6-8 2:06:00 | トピック: Baltic State
| スウェーデンの大手銀行の一角スウェドバンク(Swedbank AB)がロシア国内での外国為替取引及び銀行間融資を今後3ヶ月間の間できなくなったと発表した。
ロシア中央銀行は、スウェドバンクがマネロンに連なるロシアの連邦法及び規制に反したとして、同行のロシア国内での活動に規制を入れることにしたとしている。
今回の規制により、一般銀行業務、為替取引、銀行間融資、新規事業などあらゆる面で影響が出ると見られている。
スウェドバンクは、この数年ロシアやウクライナの融資市場に打って出ており、スウェーデンとバルト3国の顧客合計890万人に対し、今後4〜6年でロシアだけで100万人の顧客獲得に力を入れていくとしていた。
今回の規制には、スウェドバンク傘下でエストニアのハンサバンク(Hansabank)のロシアでの活動は外れていることから、大きな影響は出ないと見られている。
スウェドバンクとハンサバンクのロシアでの資産総額は、ハンサバンク資産の実に5%を上回る規模に達している。
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