
人材不足は外国から補うしか無い(ラトビア)
投稿日時 2007-5-31 2:05:00 | トピック: Baltic State
| 食品や建設業界の多くの企業が外国から人材を募集しようとしている。鰯取扱い最大の食品会社の一つであるGamma-Aでは、月中に第3国から123名の労働者を採用することを示唆している。
同社のKnuts Bude部長は、生産拠点がリガにあり、国内では他に選択肢がないとして外国に労働力を頼らざる得ないと、今回の決定背景を説明する。
ベーカリー大手LaciのNormunds Skaugis代表は、もし労働環境が変わらないのであれば、中小企業は相当苦難することになると政府に現状打破の期待を寄せる。
酒造AldarisのLaila Anna Kaca氏も、同社では既に熟練工も一般工も共に人材不足の状態にあるという。Aldaris氏は、同社では高給、社宅、ボーナスなどの好条件をつけて採用を行っているが、これ以上の従業員確保は国内では不可能だとして人材不足が危機的にあることを訴えている。
人材不足の現状は、無暗な給与引き上げと責務の低下といった問題を引き起こしており、最大の問題として従業員一人当たりの生産性の低下を起している。
ラトビアでは昨年4572名の季節労働者へ労働許可が出され、今年第1四半期にも523名の労働許可が承認されている。
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