石油大手ルクオイル、カスピアン投資の50%を売却(ロシア)

投稿日時 2007-4-25 2:00:00 | トピック: Russia

石油大手のルクオイルが傘下の海外事業組織ルクオイルオーバーシーズ(LUKOIL Overseas)が保有するカスピ海投資(Caspian Investment Resources)社の株式50%をインドのミッタルインベストメント(Mittal Investment)に9億8000万ドルで売却したことを明らかにした。

ルクオイルとミッタル社はカスピアン投資社を協同運営する為の共同事業組織を創設し、それぞれが権益の50%を保有することになる。今合意には、ミッタル社はカスピ海投資社が抱える債務1億7500万ドルの半分に責任を負うことも含まれている。

カスピアン投資社は、2007年からはカザフスタンだけではなく、周辺諸国のエネルギー資産を買収していくことを目指している。

カスピアン投資社は、ルクオイルが05年度に20億ドルで買収したネルソン・リソーシス(Nelson Resources)を傘下に置いている。ネルソン社は、カザフスタンの石油・ガス生産を担っている。


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