
格付けS&P、バルト経済の過熱危機を再言及(リトアニア)
投稿日時 2007-4-20 2:06:00 | トピック: Baltic State
| 格付け大手のスタンダード&プアーズ(Standard & Poor’s)がバルト3国、ルーマニア、ブルガリア経済が加熱している兆候が極めて確かであると改めて警戒を示している。
3月中旬に同社はリトアニアの経済見通しを長期をA、短期与信をA-1と据え置いている。
しかしながら、同社は『もしリトアニア政府が財政政策を厳格化することに失敗すれば、今後数か月間に各国経済は加熱状態が悪化する可能性が極めて高い』とし、その場合は格付けを下方修正することになると示唆している。
一方でGediminas Kirkilas首相は、リトアニア経済は経済規模で世界50位にあり、懸念を抱く状態にはないと強気の姿勢を見せている。
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