携帯大手VimpelCom、初配当(ロシア)
投稿日時 2007-4-2 2:00:00 | トピック: Russia
| ロシアの携帯電話大手VimpelComの役員会が同社初となる配当を示唆している。VimpelComでは、今回3億3000万ドルを配当とする計画で好調な事業を背景に流動性資金が増加したことから配当を決めている。
配当の配分は、米国預託証券(ADR)一枚につき約1.6ドル、計3億3050万ドルとなっている。
最終的には6月29の株主総会で配当を決定することになる。同社の大株主にはアルファグループ傘下のAltimoが42.2%を保有し、次いでノルウェーのテレノール(Telenor)が26.6%を所有している。
同社の昨年度の純利益は8億1500万ドルから8億6500万ドルと試算されており、配当は大体利益の40%近くを占めることになる。
同業のMTSが既に利益の50%を配当することを先週発表していることから、通信業界では配当ラッシュとなる雲行きだ。因みにMTSの配当総額は6億ドルとなっている。
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