
実体経済は好調を維持(エストニア)
投稿日時 2007-3-5 2:05:00 | トピック: Baltic State
| 経済不振への恐怖が株式市場に吹いているが、小売販売はこの1月も好調で、06年1月期比で22%の増加を記録している。
エストニア統計局によると、この1月の小売販売は38億クローンに達し、05年1月期の前年同月期比20%増を上回る好調さを持続した。
小売販売の増加は、主に百貨店における販売が好調で、食料品だけではなく、衣服、家電、家財など何れの分野でも売上げが増加したことを背景にしている。
また、工業生産高も今後も拡大を継続すると見られている。この1月の工業生産高は06年12月期期比で減少となったが、06年1月期比では拡大を見せている。
06年1月期からはこの1年で同生産性は7%増加し、製造業だけを見ると10%の拡大となっている。食品加工業や飲料、乳製品生産も好調で、18%増加となったことからも国内消費は依然好調さを保っている。
この傾向は今後も継続すると見られ、2000年以降継続する工業生産性の拡大は、経済を下支えしていくものと見られている。
|
|