
2000年以降最大の下落を演じた証券市場(エストニア)
投稿日時 2007-2-9 2:04:00 | トピック: Baltic State
| タリン証券取引所では8日、好調に伸ばしてきた株価が上場全社で大暴落を演じた。下落幅は多い企業で一時10%を超え、小さいところでも軒並4〜5%を超える下落となった。
午前中に最大の下落を演じたのは建設会社のMerkoで株価は13.39%も下がり、次いでPTAグループで10.39%、タリンクやカウバマヤ、サク酒造などでも一時は10%を越える下落を記録した。
最終的には5%以上の下落となった企業数は取引16社中10社を数え、平均下落率は-5.69%となった。インデックスは寄り付きの1042.95から-5.7%下落した983.51で取引を終えた。
今回の株価暴落は2000年以降で最大の規模に及び、丁度2000年に5%強の下落を記録して以来の大きな株価調整となった。8日最大の下落となったのはサク酒造で、9.4%の下落した。取引高は130万クローンに達し、株価は224.06クローン(14.32ユーロ)で終えている。
証券取引所全体での取引高は2億4600万クローンに達した。
1日でこれほどの株価下落は近年には稀で、リトアニア、ラトビアでもエストニアに引きつられるように株価下落が起きている。
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