国民総生産,09年にかけて減少傾向に(リトアニア)

投稿日時 2007-2-1 2:03:00 | トピック: Baltic State

国際通貨基金(IMF)によると、リトアニアのGDPが賃金上昇が生産性を大きく上回り、競争力を削いでしまうとして、今後GDP成長率は低下傾向を辿ると示唆している。

GDPは、07年度が7.4%、そして08年度7%、09年度6%と年々低下していくと予測されている。

この所の賃金水準は生産性の向上が伸び悩む一方で急速な上昇が続いており、競争力が低下することで輸出が減少するといった悪循環に陥る可能性が指摘されている。

IMFでは同様の傾向はラトビア、エストニアにも見られるとバルト3国共通の傾向だと指摘している。

昨年、5.1%であった生産性増加率に対し、賃金上昇は17.5%と賃金は3倍以上の速度で増えている。


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