
高インフレが預貯金金利を食い荒らす(エストニア)
投稿日時 2007-1-11 2:04:00 | トピック: Baltic State
| エストニアを襲っている高インフレが銀行預金金利を上回っていることで銀行に預金をしても全く増えない現象が続いている。
エストニアではこの半年の間に不動産バブル崩壊懸念から銀行預金へと資金の流れが変わったてきていたが、ここにきて4%を上回る高インフレが継続していることで、預金金利をインフレ率が上回った状態が長らく継続している。
今後も高インフレが続くと見られることから、市民の間では銀行預貯金額が実際に増えたことにならないとの判断で、余剰資金が証券市場に流れようとしている。
エストニア統計局によると、12月の消費者物価指数は昨年同月から5.1%の上昇を記録した。同指数は過去5年間で最高の水準となっている。
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