
インフレを上回る不動産の高騰に不快感(エストニア)
投稿日時 2006-12-25 2:03:00 | トピック: Baltic State
| 不動産アナリスト間で東欧の不動産市場に懸念ありと囁かれている。特にエストニア、ラトビア、リトアニアといったバルト3国の不動産価格の高騰はインフレ率を大きく上回る勢いで上昇しており尋常ではないと懸念の理由を挙げている。
英ナイトフランクの世界第3四半期不動産価格インデックスでは、ラトビアとブルガリアがトップ2となっており、高騰率はそれぞれ39.2%、19%と高い伸びを記録した。
リトアニアは調査対象32カ国中、第4位で15.5%の価格上昇を記録した。同様にエストニアでも上昇の勢いは減速したが、それでも10.5%と高い上昇を記録している。
バルト3国ではこの数年間、急激な不動産価格の高騰が続いてきたが、エストニアでは既に上昇速度は減速気味で来年度以降はこの2年間を下回るものと見られている。
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