コルビナテレコム,08年度中にIPO(ロシア)
投稿日時 2006-12-22 2:01:00 | トピック: Russia
| コルビナテレコム(Korbina Telecom)が2008年度中にもモスクワ、ロンドン、ニューヨークなどで株式公開を目指していることを示唆している。
12月20日に通信大手のゴールデンテレコム(Golden Telecom)がコルビナテレコムの主要株を買い取る契約に署名したことを明らかにした。ゴールデンテレコムは将来的にコルビナ社を上場させることに言及している。
コルビナ社は1995年創業で独自の通信インフラを保有する通信会社で、モスクワと24の地域で事業を行っている。現在のところ、同社の06年度の収益予測は9000万ドルとなっている。
ゴールデンテレコムは、ロシアの一般回線電話事業で最大手の通信事業者で、光ファイバーやDLDネットワークなどを通して法人、個人向けの電話、インターネット、データ通信などのサービスを提供している。
ゴールデンテレコムの主要株主にはアルファテレコムが30%の株式を保有しており、次いでノルウェーのテレノール(Telenor)20%、ロステレコム11%、EBRD(欧州復興開発銀行 )4.2%、Baring Vostok Capital Partners Ltd.7%、Capital International Global Emerging Markets Private Equity Fund L.P.3.6%などの株主構成となっている。
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