賃金水準,依然欧州一の安さ(リトアニア)

投稿日時 2006-12-21 2:03:00 | トピック: Baltic State

監査法人デロイトトーマツによると、リトアニアの賃金水準が欧州一の安さに留まっているという。

賃金及び福利厚生を含めた賃金ギャップは旧EU諸国と新規加盟諸国との間で未だに大きな隔たりが存在している。

デロイト社が公開した06年度資料によると、リトアニアの賃金は課税前で平均5124ユーロに過ぎず、全EU加盟諸国中、最も低い水準に留まった。

エストニアやスロベニアでは、倍近い賃金を得ており、それぞれ平均9216ユーロ、9264ユーロの所得を得ている。

この2カ国は05年度に給与水準が急升しており、昨年はエストニアで7466ユーロ、スロベニアでは8321ユーロといった所得水準であった。

また、バルト3国を除く新規EU加盟諸国中、所得が1万ユーロを割ったのはハンガリー1カ国で、一方でEU全体で税引き前最高平均所得となったのは、5万417ユーロの所得を得たドイツであった。


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