Rossiya銀行,Ren-TV株取得(ロシア)

投稿日時 2006-12-21 2:00:00 | トピック: Russia

プーチン大統領に近いとされるBank Rossiyaの関係会社IK AbrosがRen−TVの株式を取得した。現在明らかになっているのは十分な株式数を取得したとされることだけで、幾らでどれくらいの株式を取得したのかは発表されていない。

サンクトペデルブルグを本拠とするBank Rossiyaは、プーチン大統領の親友とされるYury Kovachuk氏が頭取となっている。

これまでのRen-TVの株主はロシア企業2社とドイツ企業1社となっていた。今の所、ロシア側の既存株主鉄鋼大手セベスタルか石油会社スルグトネフチェガスのどちらが保有株を売却したのか明らかになっていない。

両社共、Ren-TV株を35%づつ保有する一方で、ドイツ企業であるRTL Groupが残りの30%の株式を保有している。RTLはテレビ番組39チャンネルとラジオ33局を11カ国で放送する欧州一のメディアグループである。

また、Abros自身も別のテレビ会社Petersburgの株式38%強を保有しており、同社はモスクワを除く7つの地域で放送免許を持っている。

セベスタルもPetersburg株18%を保有しており、Bank Rossiyaの7%を保有する株主でもある。


バルトジャーナルにて更に多くのニュース記事をよむことができます
http://www.cpgbaltics.com

このニュース記事が掲載されているURL:
http://www.cpgbaltics.com/article.php?storyid=1551