史上最大の離婚裁判(ラトビア)

投稿日時 2006-12-19 2:04:00 | トピック: Baltic State

ラトビア高等裁判所が2007年11月22日にパレックスバンクの大株主Valery Kargin氏と妻のTatjana Kargina女史の離婚公聴会を開くことを発表した。

双方ともこの6月7日にリガ地方裁判所が下した決定に不服を表明していた。Valery Kargin氏はパレックスバンクの頭取で42.89%の大株主でもある。その他にもKraslava地区のJurmalaの不動産を含むその他の総資産額は59万1000ラトに達している。

リガ地方裁判所の決定では、妻のTatjana女史はリガ市内にある不動産450万ラト相当分を取得し、同女史の名義になっているパレックスバンク株及び名義人として登記されているほかの不動産はも取得することで結審していた。

ラトビア一の大金持ちである両氏の保有資産は1億ラトに及んでおり、今回の離婚騒動、ラトビア史上最大の離婚裁判となることは確かとなっている。


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