
石油輸送産業は終焉間近(エストニア)
投稿日時 2006-11-30 2:02:00 | トピック: Baltic State
| エストニアの石油輸送産業がこの何年か前の時点が産業及び収益のピークで既に終焉間近となっている。
エストニア最大の石油輸送会社の1社Pakterminalの収益は今では2001年当時の半分にまで落ち込んでいる。同社は、2001年当時売上げ高9億2600万EEKあり、収益は7億2000万EEKを得ていた。しかしながら2005年には売上げは5億6500万EEK、収益は2億1600万EEKにまで激減した。
同様に巨大石油ターミナルEstonian Oil Service社も数年前の余裕のあった収益性に陰りが出始めている。今も巨大な収益を得ている同社だが競争の激化によりその収益性は急激に落ち込みを見せている。
ロシアから欧州へ繋がる石油パイプライン建設計画が進む中、これまでの輸送事業形態では収益を上げ続けることは難しく、存続を考えると競合との合併が今後は進むと見られている。
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