プライベートバンクビジネスが花盛り(ロシア)
投稿日時 2006-11-2 2:01:00 | トピック: Russia
| やっとロシアでも認知され始めた富裕層向け銀行サービス、プライベートバンクビジネスが今後数年間に年50%以上の成長が期待されている。
100億ドルから120億ドル近い個人資産がプライベートバンクや投資顧問などで運用される今日、今後は年間30〜50%の成長率で市場が拡大すると大手コンサル会社プライスウォーターハウスクーパースが調査結果を発表した。
調査対象とされた18銀行の内の5行では、プライベートバンクの対象顧客の資産額は最低10万ドルからで、一部では50万ドルや100万ドル以上の資産を持つことを条件としてる。
プライベートバンク各行では、現在、計1万人の顧客を抱えているとされ、サービス内容としては、節税対策や相続プランなどに関しては依然多くで提供が始まっていない。
この所の石油ガス景気でロシア人が保有する資産は2010年まで毎年12%の拡大が見込まれている。ロシアだけではなくBRIC諸国などでは西側諸国の資産水準へ徐々に近づきつつあり、05年度にはロシア人の資産総額は5580億ドルを突破した。
今回調査対象とされた金融機関は、クレディ・スイス、ドイツ銀行、HSBCプライベートバンク、UBS、ハンサバンク、ピクテ、アルファ・キャピタル、Bank Globex、Zenit、モスクワ銀行、Troika Dialog、UralSib、インターナショナル・モスクワ銀行、Petrokommertz、Nomos Bank、ガスプロムバンク、Impexbank、ルネッサンス・キャピタルの18銀行。
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