オリンピック・カジノ,公募完了で75億EEK近くの公募総額に(エストニア)

投稿日時 2006-10-19 2:02:00 | トピック: Baltic State

株式公開を計っていたオリンピック・カジノが締め切りとされた17日の最終日までに期待を大きく上回る公募があったことで、公募総額が75億EEKを上回る結果となったことを18日明らかにした。

公募価格は一株73EEKで、計1540万株を売却しことから、市場からは11億2420万EEKを調達することに成功したことになる。

同社では、今後、3〜4年をかけて既存のエストニア、ラトビア、リトアニア、ウクライナ、ベラルーシの他に最低でも中東欧などの5カ国で新たに事業を展開することを目標としていると明かしており、今回のIPOはその為の財務基盤を固めることであったと発表している。

今回のIPOの成功により、バルト3国の企業が75億EEKの公募を受けたことことは歴史的な偉業となる。

今回の公募は、最終的に競争率7.5倍と高い競争率となった。今回、実際に売りに出された株式数は、発行株式総数の20.4%に過ぎず、まだまだ資金調達に余力があることからも、大企業への発展が期待される。


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