巨大アルミメーカー同士の合併は独禁法違反か(ロシア)

投稿日時 2006-10-12 2:00:00 | トピック: Russia

ロシアの独占禁止監督局は11日、9日に合併を発表した露ルスアル(RusAl)、露スアル(SUAL)及びスイスのグレンコア(Glencore)による3社合併がロシアの独占禁止法に触れる可能性があるかを調査することを示唆している。

ロシアの2大アルミメーカーとグレンコアの3社は9日に合併することで合意し、合併後には世界最大であるアメリカのアルコアを抜き、世界最大のアルミメーカーの誕生となる。合併会社の社名はUnited Company Russian Aluminumとなる予定。

独禁監督局では、今回の3社合併に法律違反がないかを調査するとして書類調査に最低60日を費やすことを示唆している。

新会社は1100万トンのアルミを製造する世界最大のメーカーの誕生となり、世界シェアは12%に達すると見られている。株式比率成は、それぞれルスアル66%、スアル22%、グレンコア12%と予定されている。


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