ルクオイル,米石油精製施設及びガソリンスタンド網買収へ(ロシア)

投稿日時 2006-8-22 2:00:00 | トピック: Russia

ロシア最大の石油会社ルクオイルがアメリカの石油精製施設を買収し、今後数年でアメリカ東海岸向けの原油の輸出量を拡大させる意向であること示唆している。

同社では精製施設だけではなく、ガソリンスタンド網も現在の2000店舗から3000店舗にまで拡げることを計画していることルクオイル・アメリカ社のVadim Gluzman代表が明らかにしている。

同氏によると、売りに出ている独立系ガソリンスタンドを買収し、傘下のスタンド網に組み入れたいという。

ルクオイルは、ロシアのTiman-Pechora地域にあるターミナル基地からアメリカ向けに原油の輸出を希望しており、輸出された原油をアメリカの北東部で製油できればとその機会を伺っている。

同社が狙っている石油精製施設は、現在アメリカとの関係が悪化しているベネズエラの国営石油会社Petroleos de Venezuela(PDVSA)傘下のCitogo Petroleum Corp.がアメリカに保有する施設と見られている。


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