リトアニア向け原油が不足しつつもベラルーシ向けでは十分な原油供給(ロシア)

投稿日時 2006-8-7 2:00:00 | トピック: Russia

ロシアがベラルーシ向けの原油を十分供給しているにもかかわらず、同じパイプラインを使うリトアニア向けでは原油供給が不足気味にある。

ベラルーシでは今回のロシアの動きをリトアニアが製油会社マゼイキウをロシア企業ではなくポーランド企業へ売却を決めたことへの腹いせとしての制裁の可能性もあると示唆している。この5月にポーランドのPKN Orlenがマゼイキウ・ナフタを買収している。

ベラルーシのNaftan製油所ではDruzhbaパイプラインが原油漏れを起こした後も十分な原油供給があったことを認めており、原油が不足するリトアニアとの差が顕著となっている。これにより、バルト3国各国の業者はリスク分散を求め、原油の入手先を模索する動きを見せている。


バルトジャーナルにて更に多くのニュース記事をよむことができます
http://www.cpgbaltics.com

このニュース記事が掲載されているURL:
http://www.cpgbaltics.com/article.php?storyid=1181