エストニアの今(エストニア)
投稿日時 2006-6-7 2:02:00 | トピック: Baltic State
| 賃金上昇、不動産ブーム、低金利の3つがエストニア経済の発展のキーポイントになっている。
平均賃金はこの5年間に急速に上昇し、昨年は平均賃金が約16%の上昇を記録した。高い可処分所得と低金利により、エストニアでは自動車や住宅といった高額商品の購入が急速に伸びている。
好景気に沸くエストニア経済で最大の懸念材料は人材不足が顕著になってきており、今後の経済成長の足を引っ張ることと見られている。
現在、エストニア人1人あたりの平均借り入れは4万1000EEKに上っており、06年第1四半期には、市民の総借入残高は550億EEKに達している。
統計庁によると、この第1四半期の平均不動産取引額は100万EEKを上回り、契約件数は1万6000件を超えた。契約総額も156億EEKに達し、昨年同期からは契約件数で30%増、そして金額では2倍増にまで膨れ上がっている。
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