スパ業界,大人気で規模拡大へ大型投資(エストニア)

投稿日時 2006-6-2 2:03:00 | トピック: Baltic State

エストニアのスパが外国人観光客や国内の旅行業者間で大人気を博していることで、スパ業界では施設の充実と増設などを目的として投資を拡大させている。

最近では西エストニアのハプサルにあるスパ『Fra Mare』では海水セラピーを提供するための新設ビル建設へ5000万EEKを投資した。同スパの株主の一人Urmas Sukles氏は、今回の投資は、主にイタリア、ギリシャ、フランスなどの海水セラピーが人気な国々の旅行者を狙った投資であると説明している。

この3月にエストニアを訪れた観光客の20%がスパ付きの施設に滞在している。スパ付き施設に滞在したのは3万人あまりで、その77%がフィンランドからで、次いで11%がスウェーデンからの観光客となっている。

スパ施設に滞在する多くは、実際は地元市民で、特にこのところの健康ブームと余暇を過ごす先として注目されていることがより人気を加速させている。

スパへの平均滞在日数は、エストニア人が2泊であるのに対し、外国人観光客は5泊と滞在期間が長く、業界としてもより多くの収益が狙える外国人の誘致へ本格的に本腰を入れ始めたところにある。


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