政策変更がなければガス販路の縮小も(ロシア)
投稿日時 2006-5-26 2:01:00 | トピック: Russia
| 国際エネルギー機関がロシアのエネルギー政策を踏まえ、もし政策変更がなければ、西欧諸国は天然ガスを他の地域から手配することになる可能性を指摘している。
国際エネルギー機関のClaude Mandil代表は、ロシア政府はエネルギー政策及び規制をより明確にし、また、独立性を持たせるべきであると現状のエネルギー政策の変更を求めている。
今年1月、ロシアとウクライナとの間で生じた天然ガス取引問題で、欧州各国は大きな損害を被っており、ロシアに依存したエネルギー政策の変更を模索する動きが活発化していた。
ただし、唐突なガスプロムによるガス価格の引き上げは、賛否両論があることも確かで、ガスプロムがこれまで廉価に供給してきたガス価格を国際的な適正価格で供給したいとしても、それが一般的な企業活動と捉えた場合、当然のことであるという意見も多い。
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