携帯大手MTS,予想を超える配当に (ロシア)

投稿日時 2006-5-26 2:00:00 | トピック: Russia

AFK Sistemaの傘下企業であり、ロシア国内最大手の携帯電話キャリアMTS(Mobile TeleSystems)が05年度の配当として04年度から32%増となる1株あたり7.6ルーブルを配当とすることを示唆している。

MTSの配当は、競合のVimpelComが配当を見送ったことで、市場ではMTSが昨年度の期待を裏切った姿勢からの変わり身に、今後、同社の優位性が拡大するのではという期待が流れている。

MTSは、ロシア、ウクライナ、ベラルーシ、ウズベキスタン、トルクメニスタンなどに計6030万人の顧客を保有しており、昨年度は04年度期比で14%増の11億ドルの収益を計上した。

競合のVimpelComが顧客数4540万人で収益6億1510万ドルと比べてもMTSの収益性の高さが伺える。


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