ルーマニアの経済貿易省のCodrut Seres大臣とロシアのガスプロム社Alexander Medvedev副会長の両者が両国間で25年間の長期契約となる年間5000万㎥の天然ガス取引を締結したことを明らかにした。
同合意により今後はロムガス(Romgaz)とガスプロムとの間で細かい詳細を詰めることになる。
今回の決定に関し、ロシア側のMedvedev氏は、ロムガス社の過半数の株式の取得に強い興味を示し、両国の間で長期の天然ガス供給契約並びにガス貯蔵施設の取り扱い、輸出入に関する手続きなど多角的な協力を訴えている。
Seres経済相も、ルーマニアとしては廉価な天然ガスの供給に大変興味を持っているとMedvedev氏のメッセージに答える談話を表明している。
大手銀行のCeska sporitelnaが昨年の収益に対して1株30Kcを配当することを明らかにした。監査前収益が97億6000万Kcであったことに対して、配当総額は45億6000万Kcに及ぶ。
配当の殆どは、大株主であるオーストリアのErste Bankが受け取ることになる。
今年、国内銀行が出した配当で最高水準となったのはCSOBで、1株2023Kc、総額103億2700万Kcを配当としている。
JC Neckermann GmbHがハンガリーに80億Ftを投じてバイオディーゼル工場の建設を計画していると日刊経済紙Vilaggazdasagが25日伝えた。
同社では、南ハンガリーのBajaにナタネ油工場と精製施設をそれぞれ建設する。操業は来年を予定しており、創業時には10万トンのナタネ油を生産する。
オランダの大手銀行グループINGがブルガリアの生命保険事業に進出し、ING Life Insuranceを立ち上げた。INGでは、生保事業立上げに総額1670万ユーロを投下することを明らかにしている。
INGは、既にブルガリアでは銀行業や年金保険事業には進出をしており、今回進出する生保事業はハンガリーの生保事業部門の子会社としてブルガリアに進出を掛ける。
INGの試算では、ブルガリアの生保事業からは2011年に収支バランスが取れるとそろばんを弾いている。
クロアチアが欧州内の渡航先として急激に人気を伸ばしている。アドレア海に面したクロアチアは、チェコやアイスランドなどと肩を並べて最も人気のある観光スポットと注目を浴びている。
クロアチアの人気は、EU加盟を目前としており、EU加盟国で付加価値税19%に苦しむギリシャやイタリアなどと違い、支出が少なくて済むなど障害が低いことなどが挙げられている。
欧州で最も観光人気の高いのはフランスのパリで、家族やカップルに人気が高く、イタリアは芸術を好む観光客、ショッピングや観光が主のロンドンはあまり高い評価を得られなかった。