ラトビア内務省が国内の防空施設を安全性に問題あるものについては全て破壊すると示唆している。
同省では、国内で万が一自然災害や何らかの技術的な危機、もしくは軍事行動によって国民の安全性に問題が懸念された際に利用する施設で既に安全性に問題のあるものを取り壊すと発表している。
LETAによると、全国にある311箇所の防空壕は既に技術的に使い物にならず、国民を救うことはできない状態だという。
もしこれらの防空壕を修理した場合、最低でも700万ラッツ(約12億1800万円)、そして年間130万ラッツ(約2億2620万円)の管理費が必要となってしまう。
また、同省によると、これらの施設を例え修復させたとしても、国民の5%しか逃げ込むことは出来ないという。
同省では、これらの諸条件を踏まえ、取り壊しを提案したと説明している。
メディアが報じたことでエストニアの銀行が違法にローン顧客へ課していた手数料に関し、この数日間で複数の顧客が銀行に押しかけたと地元紙Eesti Ekspressが伝えた。
同紙によると、銀行が融資したユーロ建ての住宅ローンで、不当に銀行が顧客に為替の手数料負担を課していたとして当局も問題ありと指摘したことを受けて、顧客が支店に押しかけたという。
銀行は本来顧客が得られる為替の差額0.3%あまりを顧客には還元せず、自行の利益として計上してきた。
これにより顧客一人当たり100(約750円)〜200クローン(約1500円)の損害を被り、年間では顧客全員で2000万クローン(約1億5000万円)あまりが銀行に搾取されたという。
TBTによると、ラトビアのベンツピルス(Ventspils)のプロバスケットボールチームで活躍するアメリカ人Tyrone Brazelton氏がこれまで合法な就労ビザをもたないまま試合に出場し続けて来たという。
国境警察のKristine Petersone氏は、22歳の同選手が就労ビザを持たずに試合に出ていた選手が法律違反を犯しており、100(約1万6700円)〜500ラッツ(約8万3500円)の罰金を支払わされることになると状況を説明した。
同様にチームへもビザ取得手続きを行わず同選手を雇用したことへ何らかの制裁を下すと見られている。
今件は、実際に同選手は10月6日に就労ビザを取得しており、9月23日から10月6日までの期間、ビザ取得申請中であるにも関らず、試合に出場させたチーム側に大きな問題があると指摘されている。
LETAによると、リガ国際空港が未払い債務の形として差し押さえた機体を取り戻す為にflyLALが抱えていた同空港への債務を完済したことが明らかになった。
これによりflyLALはいつでも最終便を離陸させることが出来るようになる。
当初、同社のリガ発ヴィルニス行きの最終便は26日の06時35分発を予定していた。
ウクライナ最大の自動車メーカーZaporizhyaが国内での販売が振るわず09年度の生産台数を40%削減することを決めたとBBNが伝えた。
アナリスト予測では、ウクライナの自動車市場は来年10〜20%縮小すると試算されており、早々に生産台数の調整に着手する必要性が高まっていた。