LETAによると、ラトビアの第3四半期GDPが4.2%縮小した。
統計局資料では第2四半期には0.1%拡大していたが、景気後退の影響が徐々に顕著になり、第3四半期は製造業もサービス業も何れもマイナス成長となった。
LETAによると、ここ最近だけで約1000台近いコンピューターがエストニア国内でSinowalというウイルスに感染したと報じている。
同ウイルスに感染すると、個人情報などが勝手に流出し、下手をすると犯罪に利用されかねないとIT関係者が警鐘を鳴らしている。
CERT Estonia(Computer Emergency Response Team)のTarmo Randel氏は、新ウイルスSinowalは発見が難しく、大変危険なウイルスだと指摘する。
また、Microsoftによると、エストニア国内でウイルス感染したコンピューター数は今年だけでも18.7%も増加しているとレポートで紹介している。
中堅銀行のSiauliu Bankas Groupが08年1−9月期の期間中1631万リタス(約6億347万円)の収益を計上し、昨年同期比では‐22%という業績に留まったとELTAが報じた。
同行単独の収益は1356万6200リタス(約5億195万円)であった。
同行資産は、9月末までの間で22億リタス(約814億円)に到達し、13%の増加を記録している。
また、融資残高も1−9月期の間に前年同期比で14%多い15億リタス(約555億円)まで増加した。
タリン市政府がタリン市内を走るタクシー全てを取締ることを目的に20人からなる新部署を創設するという。
地元紙Eesti Päevalehtによると、タクシーを直接調査するのは各地域管轄の警察官で、最低でも10人、最大で20人に同業務を委託することになる。
Edgar Savisaarタリン市長は、これまでタクシーのチェックには2〜3名の警察官に任せてきたが、実際の所、2500台ものタクシーが営業する街をこれだけの人数では管理しきらなかったことは当然だと、今回の増員を説明した。
また、タリン市では、乗車料金の上限を設けることも予定しており、非合法に営業するタクシーを一掃することを目指している。
バルティックタイムズによると、09年度の財政は60億リタス(約2220億円)の赤字となり、債務縮小に失敗し、最悪アイスランドが辿った運命と同じ轍を踏むかもしれないという。
Kubilius次期首相候補は、もし今年の債務の半分が来年にまで持越しされたなら、来年の財政赤字は13億リタス(約481億円)も増えてしまうことになると懸念を示している。
来年の財政赤字は47億リタス(約1739億円)と試算されており、これに13億リタスが上乗せされるとほぼ60億リタス(約2220億円)に達してしまうことになる。
この水準では、実にGDPの6%に上る。