ブルガリアの新車販売台数が昨年年初から続く販売増の勢いを受けて年初からの3ヶ月間で41.4%の増加を記録した。
スズキ自動車の販売店からの情報を除き、今年年初からの3ヶ月間にブルガリア国内で7068台の新車が販売された。
この3ヶ月間での人気車はプジョーで1174台を販売しており、次いでオペル726台、ルノー644台などとなった。
ブルガリアの新車市場は、依然年間40%近い拡大をし続けており、今後5〜6年に8万台から9万台の需要があると見られている。
ルーマニアの自動車メーカーDaciaのLoganモデルのモルドバでの輸入販売代理店DAAC-Hermesが今年200台の販売目標を掲げている。DAAC-HERMESでは、首都キシニョフ(Chisinau)で行われた展示会の後、1週間で既に30台を販売した。
同社は、今年Daciaブランドの販売にこれまで以上に力を入れて行きたいとしており、展示会後数日で売上げた30台という記録は、同社にとっても過去最高の販売記録となった。
昨年ルーマニアで最優秀車に選出されたLoganのセダンは、モルドバでは5500〜7500ユーロで販売されており、最も高いとされる高級モデルでは、エアコン、安全バッグ、電子制御付き窓・ミラー、ABSブレーキシステムなどが装備されている。
同モデルは、ルノーによるデザインで、Pitesti工場で生産されている。ルーマニアでは生産が間に合っていない状況で、Loganの購入に列が出来ている状況である。
昨年DaciaがブカレストでLoganを発表して以来、ルーマニアでは既に1万3000台が販売されている。現在納車待ちに1万人強のリストが出来ている。
DAAC-Hermesでは、Dacia以外にもシュコダ、日産、ルノー、シトロエン、フォードなどを取り扱っている。
大手金融グループCeska sporitelna(CS)傘下の保険会社Pojistovna CSは4日、2004年度の保険料収入が38億9000万CZKを記録したことを発表した。
同社の昨年の総収益は22億8000万CZKに及んだ。
同社では、生命保険事業の責任準備金は32%増の93億3000万CZKまで積み増しさせ、生保事業からの高収益を背景に、同社では今後も生命保険事業に事業を集中させていく計画としている。
昨年度に同社の生保部門では、32億7000万CZKの保険料を受け取っており、同社が発行した保険証書は03年度期比49%増の39万8000万枚まで達した。
今、スロベニアの企業が既存の賃金システムに不満を漏らしている。雇用協会が最近発表した報告書の中で93%の企業が現在の賃金システムが柔軟性に欠け且つ課税比率が重過ぎることに改革が求められていると報告された。
最も企業が不満を示したのは最低賃金についてで、実際の就労の市場価値を正確に反映した賃金システムになっていないことに問題があると回答している。
企業では、最低賃金が法律で保障されていることから企業が莫大な損失を計上したとしても、一切の最低賃金の減額が許されていないことで経営の危機に瀕するような状況に陥ることもあり得ると懸念を示している。
企業が提案する賃金体系は、現在の賃金体系に能力給システムを導入した方が企業の運営としても安定し、より就労者の意欲も増すというものである。
その他には、回答を寄せた企業の84%では、計上した収益の80%が賃金の支払いに向けられていることから、法人税の課税率は余りにも重いと感じている。
しかしながら、雇用協会では、一定の賃金システムの変更は必要ではあるが、現在の賃金総計が急増しているという状況にはなく、生産性の上昇率と比較しても賃金の伸びは低く抑えられているのが現状であるとコメントを寄せている。
アメリカのコングロマリット企業Linsure Holdingsがブルガリアで銀行ライセンスを取得できたらという前提で1億ユーロをブルガリアへ投資する用意があると同社の最高執行役員Paultaylor氏が31日明らかにした。
同社では、今年5月にも銀行免許の申請を行う予定である。
Linsure Holdings Inc.は欧州で主に訴訟資金の調達業務や不動産投資などに強く興味を示している。同社ではアメリカのヒューストンに本社を置いており、ロンドン、スペインなどに代表事務所を設置している。
現在、ブルガリアでは個人向けの住宅ローンが急速に伸びており、2月末時点で融資残高は11億1200万BGNに達しており、1月と比較しても5.7%拡大している。昨年の住宅ローン市場は、150%の拡大を記録した。