経済ニュースBBNによると、パレックスバンクの少数株主等が極めて過小評価された株価では売却する意思はないと示唆しているという。
先週、パレックスバンクは、少数株主等へ株式の売却意思について問合せをかけており、妥当な提案がない限り、交渉テーブルにつく意思はないと回答しているという。
LETAによると、airBlaticの経営陣がスカンジナビア航空(SAS)が所有する同社株をMBOにより買い取る意向だと表明したと報じている。
同社のBertolt Flick社長は、経済環境が極めて不透明な時期ではあるが、同社の将来性は高く、自社株の買取を行うのは今が兆時だとの判断を下したとMBOを説明した。
同社の経営陣によるMBO実施に向け、ラトビア政府もSAS所有株取得への優先権を放棄し、経営陣等に経営を委ねる事を決めている。
SAS所有株47.2%分を買い取るとなると、1400万ラッツ(約250億円)が必要となるが、これまでの借入なども含めると計4700万ラッツ(約83億9000万円)の資金が株式買取には必要となる。
LETAによると、石油精製大手Ventspils nafta(Ventspils Oil)が事業の過半数をラトビアのLatvijas kugniecibaへ売却することを決めたという。
売却額は8270万ラッツ(約2857億3200万円)だが、Latvijas kugniecibaの大株主がVentspils naftaであることから、グループ内の事業の譲渡といってもおかしくない。
Ventspils naftaは今回の事業売却で4000万ラッツ(約71億4000万円)の収益を挙げることになる。
バルティックタイムズによると、リトアニアの映画館の売上高が今年1-9月期に前年同期比で14.5%増となる3606万リタス(約13億3500万円)に達したと報じている。
昨年同期の売上高は3150万リタス(約11億6550万円)であった。
映画配給組合によると、第3四半期までに298万人が映画館に足を運んだという。
また、最も人気を呼んだ映画『カンフーパンダ』では10万8500人が映画館で観賞している。
現在、リトアニアの映画館で映画を観賞する場合、映画館にもよるが6リタス(約222円)から16リタス(約592円)でチケットを購入することが出来る。
地元紙アリパエブが12月5日に逮捕されたタリン市市政員のIvo Parbus氏が旅行会社Estravelの贈答用クーポン券2万5000クローン(約20万25000円)を賄賂として受け取ったことで逮捕されたと報じている。
公安では、不動産開発会社Merko EhitusのTõnu Korts役員がParbus氏に旅行券(ギフトカード)2万5000クローンを許認可待ちの計画で何らかの便宜を図ってもらう為に渡したと見て、逮捕に踏み切っている。
公安ではParbus氏だけが賄賂を受け取ったとは考えておらず、他にも複数の役人が同様の手口で賄賂を受けていたと疑っている。
今回公安がParbus氏の逮捕に踏み切った背景は、公安がタリン市のクリスティイーン区で副知事を務めるAleksander Raide氏と協力して、Parbus氏を罠に掛けたことでParbus氏の収賄が露呈した。