ロシア最大の酒造メーカーであるBaltika社は27日、今年上半期の収益が1.6%の微増となったことを発表した。
売上げ自体は伸びたが、広告活動等に経費が掛かり過ぎた為、利益には結びつかなかった。収益は6541万ドルとなり、売上高は11%増の8億8000万リットルを売り上げた。
同社は、デンマークのカールズバーグ社とスコティッシュ&ニューカッスル社のジョイント企業である。
ロシア経済開発貿易省は25日、今年7ヶ月間でのGDP成長率が7.4%であったことを発表した。
同省は、6月7月の経済成長率を年率換算で7月期が7%、6月期が6.4%であったことを明らかにした。第2四半期での毎月の経済成長率は0.8%ペースで伸びてきており、第1四半期の0.3%に比べ成長速度を上げてきていることから、今年年末までの同成長率は6.9%となる見込みである。
世界4位の携帯電話メーカーの独シーメンス社は26日、ロシア第3位の携帯電話会社MegaFone社から6000万ユーロの発注を受けたことを発表した。
シーメンス社は、モスクワを中心に展開するMegaFone社が営業地域としているウラル地区、ヴォルガ地区の両地域へ、グローバルシステムと呼ばれる基本ステーションとスイッチの各種を提供する予定である。
Gazprom社は25日、今年7ヶ月間での生産高が1.5%上昇したことを発表した。
同社は7月までの7ヶ月間で3180億立方メートルの天然ガスを掘り出した。生産高を押し上げた主な理由は、2002年から生産を始めたZapolyarnoe地区が貢献した模様である。
Gazprom社の国内での売上げ高は、同期間中1%増加した2201億立方メートルとなり、同様に旧ソ連邦への輸出は、1.5%増の833億立方メートルであった。
政府が所有するLukoil社株7.59%がこの秋に売却先を求めてきたが、ここにきて新たに買収に興味を示す買い手が現れた。
24日、アメリカのビジネスマンDavid Guggenheim氏はロシア政府に同株の買収に興味があることを申し入れた。
まだ売却先などが決まっていないにも拘らず、売却計画は、来月末までに完了することになっている。希望売却価格は20億ドルから。
Guggenheim氏についての詳細は、全く明らかになっておらず、同氏は古典的なパトロンの一人ではと思われている。
しかしながら、ニューヨークにあるSolomon R. Guggenheim博物館の発表では、同家族に同氏の名前はないとして、謎を生んでいる。