ロシア最大のスティールメーカーYevrazholding社とロシア鉄道RDZ社の両社は4日、鉄鋼製品の運搬を目的とした25億ドルにも及ぶ大型契約を結ぶことを発表した。
同契約は、5年間となっており、年間5億ドルから5億5000万ドルの規模を想定している。
ロシア中央銀行は1日、04年上半期の期間中、ロシアの銀行による海外投資総額が昨年期比1%減となる6億3300万ドルであったことを発表した。
一方、同期間中のロシアへの直接投資額は、7.7%増となる20億9000万ドルであった。
ConocoPhillips社は30日、LUKoil社株7.59%の落札に続き、同社株を年内に10%まで引き上げるために2.4%の株式を公開買い付けすることを明らかにした。
ConocoPhillips社は、ロシア最大といわれた入札で7.59%の同社株を19億8800万ドルで買収することが決まったばかりであった。
アメリカ第3位のConocoPhillips社のJames Mulva CEOは記者会見で、今後2年から3年内にLUKoil社株を20%まで増やしていくと語った。
入札では、1株30.76ドルで株式総数2,041万7,597株を落札した。30日のRTSでの取引額は31ドル強であったことから、万一ConocoPhillips社が同社株を売却したいとした場合でも、難無く売却先を見つけられると見られている。
昨日ロシア最大と言われた入札事業で、入札を入れていたアメリカのヒューストンに本社を置くConocoPhillips社は、LUKoil社株7.59%の買収に20億ドル弱を支払い、ロシア-アメリカの巨大石油会社の戦略的アライアンスが組まれることになった。
LUKoil社とConocoPhillipsは、即日両社でジョイントベンチャー企業2社を立ち上げることを発表し、計画では、1社はロシア北西部のTiman-Pechora fieldsに、もう1社をイラク内に設立する予定である。
Severstal Groupの運輸部門であるSeverstaltrans社は28日、Estonian Oil Servise社の買収に興味を示していることを明らかにした。
エストニアのタリン港に本社を置くEOS社は、今年上半期に340万トンの石油を供給している。
Severstaltrans社は、今年第4四半期に1400万トンの石油を生産する計画を立てており、うち580万トンを輸出に向ける予定でいる。