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投稿者: 編集部 投稿日時: 2007-4-17 2:01:00 (883 ヒット)

IPOブームに沸くロシアで海外からの大量の資金の流入によるインフレ高が懸念されている。

ロシア中央銀行では、大量の資金流入は、中央銀行として資金政策に障害となり得ると極端な資金流入はロシアにとって喜ばしいことにはならないと示唆している。

06年度中にロシア企業は株式公開により国内外で170億ドル強を調達することに成功しており、今年は市場から300億ドルが吸い上げられることになると見られている。

今年最大のIPOになると見られているのが国内第2位の大手銀行VTBで、同行は市場から80億ドルを調達すると試算されている。

現在、ロシア株は、世界各国から人気となっており、ロシア株買いの為のルーブル買いを引き起こしている。

先週、ロシアの為替市場では90億ドルの取引が成立し、過去最高額を記録した。同時に為替取引もシステム上の問題があり、30分程の取引停止も経験している。

このまま大量の資金がロシアへ流入するとすれば、物価上昇圧力が高まり高インフレを助長することが懸念されている。


投稿者: 編集部 投稿日時: 2007-4-17 2:00:00 (842 ヒット)

ロスネフチの企業価値がこの6月までに77%も値上がるという。ドイツの大手銀行UFGがロスネフチ株の将来見通しを発表し、同社株が今後2〜3ヶ月で77%上昇し、1株14.5ドルとなることを予測している。

ただし、今回の買い推奨は、もしもロスネフチがユコス社の残る資産全てを買い取った場合という前提に基づいている。市場関係者は、ロスネフチがもしもユコス資産を買収するとすれば、自社株を市場売却することも考慮に入れるだろうと、資産増に伴う株価上昇で、株価上昇分を取得する事まで視野に入れているのではとロスネフチの動きに注目している。

06年7月のIPOでは同社は1株を7.55ドルで株式公開を果たしている。当時、IPOには応募が殺到したという経緯がある。昨年7月以来、ロスネフチ株は10%近い値上がりとなっており、現在は8.45ドル前後で取引されている。

実際にロスネフチがロシア第5位の精製規模を誇るユコスを買収した場合、ロスネフチ株は少なくとも9ドルから9.4ドル程度の資産価値はあるというのが多くの見立てとなっている。


投稿者: 編集部 投稿日時: 2007-4-16 2:00:00 (989 ヒット)

続々と株式公開を続けるロシア企業が中央政府の金融政策や与信政策に大きな問題を及ぼしているとロシア銀行のKonstantin Korischenko副頭取が示唆している。

同氏によると、最近の株式公開で海外の投資家等がロシア企業へ強い興味を示しているのは明らかで、特に金融産業への興味は注意深くその動向を診ていく必要があると指摘している。

ロシア企業によるIPOで、海外からの資金流入は益々増加する一方で、ルーブルの需要も大きく伸びている。同氏は現状の懸念材料として、ロシア市場は、世界市場と比較しても依然発展途上段階にあり、多くのハードルをクリアしていかなくてはならないと市場の改革が必要だと強調している。


投稿者: 編集部 投稿日時: 2007-4-13 2:00:00 (1073 ヒット)

スベルバンク(Sberbank)株が好調に値を上げている。同行株は11日も過去最高を記録し、MICEX市場で10万ルーブル(約3858ドル)の天井を抜けた。

同行株の高騰は、近い将来予定される株価分割と競合のVTBが予定している株式公開などで高値期待が高いことを背景としている。

スベルバンク株は11日、10万125ルーブル(約3863ドル)の過去最高値を記録した。既に10日の段階で何れ10万ルーブルの天井を破るのは時間の問題と見られたが、翌日となる11日に簡単にその天井を越えたことになる。

同行株は、MICEXインデックスが3.8%の上昇と留まったのに反して、この1週間で8%も上昇した。市場関係者は、今週が終わるまでには、最終的には株価は13%の高騰もあり得ると強気の姿勢を崩さない。

この強気の流れに対して、ルネッサンスキャピタルでは、スベルバンク株の目標株価を3876ドルから4411ドルにまで引き上げたことを11日発表した。

同行株は、先日のSPOで市場が予測した76億ドルの市場調達に対して、実際には80億ドルを調達できたことで人気は崩れないとの見方から、今後も人気株に留まることは間違いないと見られている。


投稿者: 編集部 投稿日時: 2007-4-12 2:00:00 (938 ヒット)

ロシア国内における外国で生産された自動車販売台数が07年1-3月期に74%増の29万5469台となったことを露欧州事業自動車生産組合(AEB)が発表した。

AEBによると、所得増を背景にモスクワ及びサンクトペデルブルグを除くロシアの地方での販売が急激に伸びたことが販売台数を大きく押し上げた。

3月単独では、外車販売は65%増加した7万8104台であった。人気メーカーとしてフォードが上位にあり、販売台数は2万791台を売り上げた。その他にはシボレーがジョイントベンチャー事業であるGM-AvtoVAZの販売台数を含めて3万6735台を売上げ、トヨタが2万9368台を売り上げている。


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