ERRによると、週末に開催された観光フェアは大盛況であったという。
エストニア旅行会社機構のSven Lõokene代表は、今回のフェアも昨年同様の規模で開催され、来場者数は昨年以上となる2万3000人強が会場を開催期間の3日間で訪れたと述べている。
同代表は、この経済危機もまだエストニア人の旅行熱には影響を及ぼしてはいないようだと業界はまだまだ活力があると語っている。
LETAによると、ラトビアで過去最高となる宝くじ『SuperBingo』の当選金が確定した。当選金は9万2266.43ラッツ(約1523万円)であった。
As Latvijas lotoのマーケティングマネジャーAiga Lazdane女史によると、1等賞の当選者もダブルチャンス『Dþokers』へ進むことが出来、こちらの当選者へはマンションが提供される。
地元紙Aripaevによると、大手ガソリンスタンドStatoilが今年エストニアで販売される天然ガスを全てノルウェーからの輸入に切り替える意向であるという。
この動きに競合他社では、後追いはせず、これまで通りリトアニアのマゼイキウ・ナフタからの輸入を継続するとしている。
他社では、品質に差がない以上、価格で有利なマゼイキウ産の方が収益性が高いと見ている。
ただし、マゼイキウがロシアからの天然ガスに依存していることから、輸入先の多角化を考えれば、ノルウェーからの輸入ルートを確立しておくことも重要だと見られている。
LETAによると、ラトビア経済の弱体化によって、通貨ラッツも大きくその価値を減らすことになるとアメリカのプライベートバンクBrown Brothers Harriman & Co.が示唆している、
同社の予測では、バルト3国の通貨はどれも現在のペッグ制を維持出来ず、年中にも対ユーロで通貨価値は半減しかねないと警鐘している。
ラッツは、バルト3国通貨の中でも最も懸念され、対外債務や財政赤字が巨額に留まるラトビアの通貨は何れ現在の価値を維持できなくなると見られている。
エストニア統計局によると、08年度の失業率が5.5%に達したという。08年第4四半期の失業率も7.6%となり、徐々に失業率の悪化が窺い知れるようになってきた。
昨年上半期の失業率は4%以下を維持してきたが、下半期に入り一気に景気の悪化が加速し、第4四半期の失業率は過去3年間で最高を記録した。