中央政府は29日、自動車メーカーFSOの株式20%をウクライナのAvtoZAZに最終的に売却することを承認した。ウクライナ側の代表団と財務省は30日、Gdańskで株式売買の合意書に署名する予定となっている。
合意文では、株式取得代金については一切触れていない。今後、FSOではAvtoZAZの援助を得て、将来的に年間15万台の自動車の生産を計画していくことになる。
国立統計機構(INSEE)が28日発表した今年1-5月期のルーマニアの貿易赤字額によると、貿易赤字は、昨年同期の16億ユーロから23億ユーロまで急速に増加していることが明らかになった。
期間中の輸出高は昨年の1-5月期から17.2%増の86億6000万ユーロまで拡大し、特に天然資源、運輸および冶金製品などの輸出が33%近く増加したことが大きく貢献した。
一方、この1-5月期の輸入額は、昨年同期比で22.4%増となる109億7000万ユーロとなり、輸出を上回る勢いで輸入額は拡大した。
ルーマニアにとって欧州は最大の貿易相手国となっており、輸出では全体の68.9%を占め、輸入では63%近くを占める結果となった。
プラスティック包装メーカーフジシール(Fuji Seal International)は27日、Łódź Special Economic Zone(ŁSSE)の一部であるKutnoに新工場を建設することで署名したことを明らかにした。
同社では、新工場建設へ4000万ユーロを投じる予定で、新規に150人を採用する計画。また、同社は、今後も将来的に別途2000万ユーロを投じて施設の拡張を行い、従業員を250人体制にまで拡大する計画などとしている。
ブルガリア国立統計機構の調査によると、国内の障害者の13%のみが仕事に就いているというショッキングなニュースが報告された。
ブルガリアには、現在、何らかの障害を持つ国民は26万人以上いると見られている。身体障害者人口の10%は年齢29歳以下とされ、障害とされる最大の疾病は精神病で、若年層の30%が患っている。
また、障害を持つ市民の半数は、高等教育を受けていないという。
精密機器メーカー駿河精機が北ポーランドのグダニスク(Gdansk)に金属工場を建設する計画で、同社初の欧州進出となることが明らかになった。
同社では、工場建設に数百万ユーロを投資する意向としており、工場の建設予定地は特別経済特区内とし、06年4月にも着工を始め、07年1月には操業を始める計画としている。